【AI業務効率化の事例】開発未経験の窓口担当が、商談のその場で提案書とデモ画面を出せるようになるまで

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【AI業務効率化の事例】開発未経験の窓口担当が、商談のその場で提案書とデモ画面を出せるようになるまで

以前の私:見積もりを出すのに、まずエンジニアに聞いていた

私の業務は窓口担当です。お客様からご相談をいただき、課題をうかがい、お見積もりや提案資料をお出しする。この流れが日々の中心にあります。

ただ、私は開発未経験です。「この機能を作るのに、どれくらいの工数がかかるのか」を自分で計算することができませんでした。ですので、以前はお客様のご要望をいったん持ち帰り、社内の開発エンジニアに「この内容だと工数はどのくらいですか」「技術的にこの提案で問題ないですか」と確認したうえで、ようやくお見積もりや提案資料を作り始めていました。

この「持ち帰って、聞いて、待って、作る」流れを当たり前だと思っていました。でも振り返ると、ここにかなりの時間がかかっていたのです。エンジニアにも自分の開発業務がありますから、すぐに回答が返ってくるとは限りません。すぐ済むこともあれば、内容によっては数日から数週間かかることもありました。

つらかったのは、時間そのものよりも商談の場で起きることでした。「たとえばこういう画面にできますか」と聞かれても、その場で明確にお答えできない。「持ち帰って確認します」と言うしかない。お客様に画面のイメージを持っていただけず、話が抽象的なまま終わってしまう。熱量が高いその瞬間にこちらが応えられないもどかしさが、ずっとありました。

AIを使わなかった時期:自分で作ったほうが精度が高かった

では、AIを早くから使っていたかというと、実はそうではありません。

正直なところ、以前のAIは精度が良くありませんでした。試してみても、出てくる内容が想定とずれていて、結局は自分で手直しすることになる。それなら最初から自分で作ったほうが精度が高いし、早い。そう感じて、AIを使うタイミングがあまりありませんでした。

これは「AIに期待していなかった」というより、「自分の仕事のどこに差し込めばいいのか分からなかった」に近い感覚でした。同じ状態の方は、いま読んでくださっている中にも多いのではないでしょうか。

転機:Claude Designで、商談のその場で提案書とデモ画面を出せた

状況が変わったのは、Claude Designという機能が出たときです。「これは何ができるのだろう」と、初めていろいろと触ってみました。

そこで起きたことが、私にとっての転機でした。お客様との商談の場で、提案書からデモ画面のプレゼンまでを、その場でご提案できたのです。持ち帰らずに、待たずに、目の前で。

それまでは言葉で説明するしかなかった「こういう画面になります」を、実際の画面イメージとしてお見せできる。お客様はその場で具体的に想像し、その場で反応をくださる。「ここはこうしたい」という要望も、抽象的な議論ではなく、目の前の画面を指しながらの会話になります。

結果として、見積もりから契約までのスピードが大きく上がりました。そして、この変化は私自身の営業成果にもつながりました。振り返ったとき、変わったのは私の営業力ではなく、「お客様に画面イメージを持っていただけるまでのスピード」だったのだと思っています。

何が本当にラクになったのか:コミュニケーションコストが減った

いま、以前と何がいちばん違うかと聞かれたら、私は「コミュニケーションコストが減ったこと」と答えます。

要点を整理すると、変化はこの3つです。

確認の往復が減った:エンジニアに工数や技術面を確認してから資料を作る、という前提の工程が軽くなりました
待ち時間がなくなった:以前は待ちが発生していた業務が、簡単に、かつ精度高くできるようになりました
商談がその場で進む:持ち帰りが減り、見積もり・契約までのスピードが上がりました

大事なのは、「速くなっただけ」ではないという点です。以前の私がAIを使わなかった理由は精度でした。その精度が、自分で作るのと遜色ない水準まで来たからこそ、速さが意味を持ちました。速いけれど作り直しが必要なものは、結局ラクにはならないからです。

そしてもう一つ。私は開発未経験のままです。技術を学び直したから提案できるようになったのではなく、開発未経験の窓口担当という立場のまま、できることの範囲が広がりました。ここが、非エンジニアの方にいちばんお伝えしたいところです。

もし「自分の業務のどこにAIを差し込めるのか分からない」という段階であれば、まず触ってみる場を持つのが近道だと思います。Sky Grid株式会社では、未経験・非エンジニアの方向けにAI/DX研修の体験会(90分・無料)https://skygrid.co.jp/lp/ai-dx-training を開いています。かつての私と同じように「AIは自分の仕事には関係ない」と感じている方にこそ、手を動かしてみていただきたい内容です。

まとめ

この記事でお伝えしたAI業務効率化の事例を、あらためて振り返ります。

以前の私は、開発未経験ゆえに工数の計算ができず、エンジニアに確認してからでないとお見積もりも提案資料も作れませんでした。商談の場では回答できず、お客様に画面イメージを持っていただくことも難しい。AIも、精度の面で自分で作ったほうが早いと感じ、使う場面がありませんでした。

それがClaude Designをきっかけに変わりました。提案書からデモ画面のプレゼンまでその場でご提案できるようになり、見積もり・契約までのスピードが上がり、営業の成果にもつながったのです。

AIの活用というと、大きな仕組みを入れる話に聞こえるかもしれません。でも私の実感としては、「いま自分が誰かに確認している一手間」がなくなるだけで、仕事の進み方はかなり変わります。まずはご自身の業務の中で、待ち時間が発生している場所を探してみてください。そこが、いちばん効果の出るポイントです。

ご相談ください

Sky Grid株式会社は、AIを活用した自社開発・ネットワークセキュリティ・AI/DX研修を行うIT企業です(社員16名)。

「うちの業務だとどこにAIを使えるのか」「非エンジニアの社員でも使いこなせるのか」といったご相談も歓迎しています。この記事のような社内の実体験も含めて、具体的にお話しします。

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